田んぼの畔を歩くと次々と「ハネナガイナゴ」が田んぼに向かってダイブ!
その数たるやすさまじいものだ。
その様を撮りたいと思いながらもなかなか実現できない。

秋を実感する膨らんできたイネの穂上に、まさに稲の子。




















こちらでは交尾中のカップルがいた。
メスはお尻を曲げているので腹部が無いように見え、さらにハネナガに!






























田んぼの中のあちこちには危険な「ナガコガネグモ」のトラップが張り巡らされている。
トラップにつかまり糸でぐるぐる巻きにされるハネナガイナゴ。
ああっ、こうなってはもうどうしようもない。




















田んぼはイナゴたちの生活の場であるが、それらを狙うナガコガネグモたちもまたしかり。
同じくの「シオカラトンボ」も餌食となっていた。




















まだ未熟なコガネグモがイネの株の間で巣を張っていた。
これだけたくさんの獲物がいるので、すぐに大きく成長するだろうなぁ。
一瞬たりとも気を抜けない生き物たちの日常は、自分に置き換えればちょっと想像がつかない恐ろしい世界だ。




















2022年8月24日 埼玉県 バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、クモ目コガネグモ科 ナガコガネグモ、トンボ目トンボ科 シオカラトンボ