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そろそろオンブバッタ [バッタ目]

田んぼ脇の林縁では「ミズヒキ」が開花中。
上から見ると赤、下から見上げると白い花。
だから水引。
ミズヒキ0824.JPG





























その傍らにはキツネノマゴの群落があった。
小さなピンク色の花に来ていたのは「イチモンジセセリ」だった。
このところたくさん見られるようになった。
今の時期見られる色合いが似たセセリチョウは他にチャバネセセリ、オオチャバネセセリがいる。
視力が落ちて裸眼では翅の白斑が全く見えないので、確認するにはファインダーをのぞいたり撮った写真を確認したりと面倒である。オオチャバネセセリなら埼玉県や東京都では絶滅危惧種だ。
イチモンジセセリ0824.JPG





























キツネノマゴの葉上に小さなバッタを見つけた。
「オンブバッタ」だったがあまりに小さいので幼虫だろうと思ったが、撮った写真を見たらお尻の先まで翅がある成虫だった。こんなに小さくて成虫なら間違いなくオスだろう。
バッタの仲間はフキバッタの仲間を除いて、おおむね翅が無いか小さな翅があるのが幼虫で腹部を覆う翅があるのが成虫だ。キリギリス科やコロギス科などにも例外の種がある。
オンブバッタ0824-1.JPG



















近くには大きなオンブバッタがいた。
これは成虫だろうと撮った写真を見ると、翅が短い・・・。
この大きさで翅が短いのでメスだった。
年1回の発生で秋に成虫になり耐寒性もあり12月に入っても見られる。
オンブバッタ0824-2.JPG



















2022年8月24日 ナデシコ目タデ科 ミズヒキ、シソ目キツネノマゴ科 キツネノマゴ、チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ、バッタ目オンブバッタ科 オンブバッタ

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