歩いていると足元から飛んで離れた枝先に鳥がとまった。
地面で何かお食事中だったか?
枝先にいたのは「モズ」のメス、モズコだった。
モズと言えば毎年作るはやにえを楽しみにしているが、モズ自体はほとんど撮っていなかった。




















時折地面に視線を落とし鋭いまなざしを向けていたのは獲物を探していたのだろう。




















嘴をよく見ると上の嘴の下側はストレートではなく段になっているのに気が付いた。
調べるとこれは嘴縁突起(しえんとっき)と呼ばれ、タカ類やハヤブサ類などにもある種がいるようだ。
鍵状に湾曲しているだけでなくこの様な仕組みがあるとはまさに小さな猛禽だ。




















そんなモズも正面顔はなかなかひょうきんで可愛い!




















オスは嘴の根元から目を通る黒い線(過眼線)があるためキリッとした顔つきの印象だが、メスは線が淡い褐色なので優しい表情に見えるのだろうか。
3月頃から繁殖期に入るので、運が良ければ間もなく求愛行動が見られるかもしれない。




















2022年1月31日 東京都 スズメ目モズ科 モズ