林縁の丸太の上に置いていた水筒を取ろうと手を伸ばすと何かが止まっていた。
数週間前のこの場所では、今が盛りに飛び交っているキアシドクガの幼虫たちが木を降りて地面を歩き回り上の木からも落ちてきて水筒にも這いまわっていたのでちょっとビクッとした。

よく見ると「キスジトラカミキリ」でホッとしたのだった。
このラインの上が気に入ったのか、かなりの間とどまっていた。




















普通に見られるトラカミキリの仲間だが今年は初見。
背中の2本の黄色い筋からキスジなのだろう。




















姿形や色などからハチに擬態しているといわれるが、正面顔も確かにハチのようだ。




















2021年5月14日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目カミキリムシ科 キスジトラカミキリ