昨日のエゾヨツメの他に見られたのが「フクラスズメ」。
翅に銀河を持つ蛾、暗い翅色のあちこちに散りばめられた青い輝きが美しい。
成虫越冬なので無事冬を超え、近くにあるカラムシが芽生えてくれば産卵するのだろう。






























窓枠にいくつも卵を産んでいたのは「ノヒラトビモンシャチホコ」。
こんなところに産んでしまって大丈夫かと思ってしまう。
幼虫の食草はブナ科、クヌギやコナラだがここからはかなりの距離がある。
名前のノヒラとは何なのだろうか?




















植栽のボケはバラ科で色々な虫たちの食草となっている。
この日いたのは「カレハガ」の幼虫。
体を覆っている毛がいかにも毒がありそうで触りたくない。
どっちが頭でお尻なのか?




















枝に触るとキュッと体を縮めて太くなり、2か所の黒っぽい部分が大きくなって毛が出た。
どうやらこの黒い部分がある方が頭で、この2か所の毛に毒がある。
これで威嚇をしているようだ。

このボケでは何度か越冬している幼虫は目にしているが、まだ成虫は過去に一度も見たことが無い。
名の通り、枯葉そっくりのその姿を今年は見たいなぁ。




















2021年4月3日 東京都 チョウ目ヤガ科 フクラスズメ、シャチホコガ科 ノヒラトビモンシャチホコ、カレハガ科 カレハガ