11月に入って休みの日は珍しくも有り難く予定が詰まっていてfieldに出られず、普段仕事では歩いているがじっくりと見たいものが見られない。
今日は、ようやく昼から出掛けて2時間ほど秋のfieldを一回り。
クヌギは黄葉が進んでコナラも日の当たる葉から色変わりしていた。
右側の赤茶色の葉はナラ枯れしたコナラだ。




















歩いているとコナラの高さ約3mの幹に、奇麗な青緑色で前翅に一対の赤い斑ある見覚えのない蛾を見つけた。
これは是非手元で見たいと、近くに落ちていたススキの穂で落とした。




















大きさは2㎝程ととても小さいが、間近に見ると色も模様も美しい!
帰って調べるとやはり初見のヤガ科の「ナカオビキリガ」だった。




















ヤガ科の中でも秋に出るキリガの仲間のうち成虫ではなく卵で越冬する種で、短い期間にしか見られない。
幼虫が何を食べているのかはまだ分かっていないようだ。




















2020年11月12日 チョウ目ヤガ科 ナカオビキリガ