宮崎県延岡市でヒラタミミズクを探していた時に、大きな石の下から出てきたのが初めて見る「サツマゴキブリ」だ。九州南部以南に棲む南方系で、大きさやどっしりとした体形、色合いなどがとても印象的だった。
成虫でも翅がなく飛べないようだ。
南方新社の「昆虫の図鑑」には「頭部の黄色い三日月の紋”月光仮面”の愛称」との記述がある。
ちょっとその愛称にはピンとこないのだが、当地ではそう呼ばれているのだろうか?




















周りを探っていると幼虫も見つかった。
こちらは成虫とは色が全く異なり灰色。まるで三葉虫みたい!との声も。




















これならG嫌いの方にも受け入れられるだろうか?




















後日、日南市のホウライチクでもあちこちでこの成虫の姿が見られた。
こんな竹を器用に上る姿を見てみたいものだ。




















2020年9月29日、10月1日 熊本県、宮崎県 ゴキブリ目マダラゴキブリ科 サツマゴキブリ