雑木林を見渡して見ると、いち早くトチノキの葉が褐色に。
今年はトチノキの紅葉が早いなぁと思っていたが、どうやらそれは虫のせい。




















葉裏に何やら白いものがたくさん付いていた。
よく見ると何かの抜け殻のようだ。




















数枚めくるとその正体がわかった。
どうやら「トチノキヒメヨコバイ」という大きさ3-4㎜のヨコバイの仲間が大量発生しトチノキの葉から吸汁して葉を退色させていたようだ。




















まだ翅のない幼虫もいた。
今年はナラ枯れが多く発生して問題になっている一方で、トチノキも大きな被害を受けている。




















2020年8月16日 東京都 カメムシ目ヒメヨコバイ科 トチノキヒメヨコバイ