丘陵の北に位置する場所に公園の開園にあたって小さな池が作られた。
北向きの場所ということでとにかく冬は冷え込むが、何故だかアカガエルたちの産卵は園内では早い。
アカガエルたちにとっては貴重な産卵場所なのだが、例年台風などの大雨で運ばれた土砂で埋まってしまう。




















これではアカガエルさらにはヒキガエルたちが産卵するには浅すぎたり面積が小さすぎる。
天気予報で気温が上がり暖かい雨が降る予報をみて、これはやばいと先日同僚と土砂を除去した。
既にヤマアカガエルが3つの卵塊を産んでいたが、いったん保護して除去後に再び放した。




















この池の上流にも産卵場所があり、こちらも堆積した落ち葉や砂を除去した。
久しぶりに体を使ったおかげで、あちこちが筋肉痛だ。




















作業時に落ち葉の下から出てきた「ヤマアカガエル」の抱接ペア。
驚かせてごめんごめん!




















この翌日2つの池を見て回ると、上流の池にヤマアカガエルの大きな卵塊が一つ。
きっと、昨日のペアが産んだものに違いない。

明日以降、気温が上がり雨も降る予報なので、この2つの池でたくさんのアカガエルたちが宴を繰り広げることを期待している!!




















2020年2月10-11日 東京都 両生類無尾目 アカガエル科 ヤマアカガエル