今朝は何がいるのかなと期待していたら、遠目で見て床でバタバタと羽ばたいている蛾がいた。
何々どうした?
どうやら「カバエダシャク」のオス。




















見ると翅がうまく伸びていない羽化不全のようだった。
この翅では飛べる訳もなく、近くで羽化してこの場所に来たように思われた。
更に触覚も曲がり、右前脚も使えないようでかなりの重傷だ。




















ここにいると踏まれるので、近くのササの上に移動させたがこの状態ではメスと出逢うのも厳しい。
翌日、ササの上に姿がなく下に落ちたかと探すも見つからなかった。
成虫になるのも大変だろうに、あと一歩というところで・・・。




















2019年12月13日 東京都 チョウ目シャクガ科 カバエダシャク