クヌギの樹皮にクヌギカメムシが産卵していないかと見回っていると、比較的大きな蛾を見つけた。
フユシャクかと思って写真を撮ったのだが、ちょっと違う。




















今の時期よく見られるシャクガ科のチャエダシャク。
グレーに黒のラインがはっきりしていてなかなかシックで良いデザイン。
まだ羽化してそれほど経っていないようでまったく痛みのない翅だった。
幼虫が食べるのはツバキ科:チャ、クルミ科、バラ科、ミカン科、ブナ科、クワ科、リョウブ科など色々。
名前は翅が茶色いからかと思っていたが灰色のものもいるので、色ではなく幼虫がチャの葉を食べるからか?




















体をアップで見てみると、パイル地のタオルのような鱗粉なのだろうか。
とにかく不思議に美しい!

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2019年12月10日 東京都 チョウ目シャクガ科 チャエダシャク