朝、始業前の職場で床にいもむしがいるとのこと。
同僚が持ってきたのは淡い褐色でくるっと丸まったいもむしだった。
ん~、ヨトウガの仲間か?
その同僚が調べたところ「サトキマダラヒカゲ」だという。
サトキマダラヒカゲは森林性のタテハチョウの仲間で、このあたりでは年に2回姿を現すふつうに見られるチョウだが幼虫はかつて見たことが無かった。
危険を感じると丸まるところにちょっとびっくり。




















幼虫の食草はササ類で蛹越冬。
周りにクマザサが植えられているのでそこから建物の中に入ってきたのだろうか?
床を這いまわっていたので体にほこりなどが付いていた。
取ってから写してあげればよかったな。




















調べると地上に降りて落ち葉などの中で蛹化するようだ。
それにしてはかなり歩いて来たなぁ。
蛹も見たことが無いので、ケース内で様子を見ることとした。
無事蛹化してくれるといいのだが・・・。




















2019年11月19日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 サトキマダラヒカゲ