たくさんの虫たちが集まっているクリの木を見回っていると、見覚えのある虫が葉裏にとまっていた。
確かハエの仲間でかっこいいやつ!
それも交尾中だ。
上に見えるオレンジ色のお腹は、アオカミキリモドキだろうか。




















その名は「ムネグロメバエ」。
そうそう出会えないので交尾している場面はラッキーだった。
姿はハチに擬態しているようで、色的にはキボシアシナガバチにそっくり。
さらにその生態はハラナガツチバチの仲間に寄生するという。




















下がメスで乗っかっているのがオス。
メスの腹部から円錐状の突起が出ているのは何なのか?と上の写真をトリミングしてみた。
調べると普段からこの突起は出ているようだが何の役割があるのか、また拡大してもどうなっているのかよくわからなかった。




















2019年6月20日 ハエ目メバエ科 ムネグロメバエ