林縁の葉で5mmほどの小さな赤い虫を見つけた。
色合いからフジハムシかと一応撮っておいたのだが、帰ってよく見ると何だか形が違う。
ん~、これは時間がかかりそうかと思ったが、意外とあっさり判明した。
ハンノキ、クワ、イタヤカエデなどを食草とする「ムナグロツヤハムシ」だった。




















クワの葉では鳥糞擬態の「クワコ」の中齢幼虫がいた。
葉に触れたことで警戒して頭を下げて胸を膨らませた。
前から見ると膨らませた胸の眼状紋が良く見えるのだが、この角度では見えない。
終令幼虫の迫力ある威嚇を、今年は久しぶりに見てみたい。






























別の葉にも同じくらいの大きさの幼虫がいた。
普段はこんな感じ。




















2019年5月9日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ムナグロツヤハムシ、チョウ目カイコガ科 クワコ