午後4時ごろ、仕事から帰ってくるとアパートの壁に何かが止まっていて蛾だろうとは思ったが何だかわからず。
それほど小さくはないが裸眼ではぼやけて見えず、老眼鏡をかけてようやく「エゾヨツメ」だと。
ヤママユガ科の中で唯一春に現れ、毎年この蛾とイボタガはぜひ見ておきたい種だ。
昨晩の灯りで飛んで来てずっといたのだろうか?




















ヤママユガの仲間だけあってやはりもふもふである。
春とはいえこの時期まだまだ寒いのであったかそうだ。
目の上から左右同じように体に沿わせた立派な触角がまるでファスナーのようで面白い!




















またすぐに出掛ける予定だったので、ちょっとだけ家へお連れして記念撮影。
名前のヨツメは前翅、後翅表にあるそれぞれ1対4個の眼状紋から来ているようだ。
特に後翅表の眼状紋は大きく黒い縁取りの中の輝く青色と白斑がとても美しい。
ただ青色の輝きは角度によって現れ、この日は時間が無く綺麗に撮ることは出来なかった。
少しすると翅を震わせ始めたので、窓から出すとバタバタと飛んで行った。
今年もう一度会えれば良いなぁ。




















2019年3月29日 埼玉県 チョウ目ヤママユガ科 エゾヨツメ