個人的にご神木と呼んでいる虫たちがよく見られるシデの木を見ていると「ヨコヅナサシガメ」の幼虫が単独でいた。
越冬中は集まっているが暖かくなって動き出したようだ。
撮って見ると何かを捕まえて口吻を突き刺して体液を吸っていた。




















獲物になっていたのはアミメカゲロウ目の仲間だろう。
今の時期成虫でいるということは、このカゲロウも寒い冬を無事乗り越え暖かさで活動を始めたところか。
何とも不運だったといわざるを得ない。
実はこの仲間も小さな昆虫の体液を吸う。
上には上がいるもの、常に周りを気にしていなければならない、何とも恐ろしく厳しい世界である。




















2019年3月21日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、アミメカゲロウ目の仲間