イタドリの花が咲いて虫が集まっていた。
何が来ているか覗いて見ると、葉影から花を見つめる「ハラビロカマキリ」を見つけた。
ここなら花にも近く、目の前に訪れた虫は一撃で捉えることができるだろう。




















チカラシバの穂を見つめているのは「コカマキリ」。
といっても目の黒い点は人の瞳とは異なる偽瞳孔というもので、特にそこを見ているわけではないのだ。




















成虫になった「オオカマキリ」が最も多く見られた。




















昨年ここで外来種のムネアカハラビロカマキリの卵鞘が複数見つかったので樹上をチェックしていると、エノキの高さ3mほどの枝に大きなお腹のオオカマキリがいた。
腹端で丹念に枝の状況を確認しているように見え産卵するのではと見ていると、大きなお尻の動きがまるで何か別の生き物のように見え何ともグロテスクだった。
少しすると他の枝へ移動して残念ながら産卵は見られなかったが、きっとこのあたりに産卵するに違いない。




















2018年9月19日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、コカマキリ、オオカマキリ