ススキを探していたら色々なクモが見つかった。
夏のススキでは常連の「シロオビトリノフンダマシ」。
にこっとした笑い顔が印象的だ。




















鮮やかな淡い緑色が綺麗な「サツマノミダマシ」。
変わったネーミング、サツマ、ノミダマシとは何だろうと思っていたが、切る場所が違った。
切るならサツマノミ、ダマシのようだ。
サツマノミとは京都府や福井県などでハゼノキの実を薩摩の実と呼ぶそうで、その実に似ていたから名付けられたとの説がある。腹部の脇が黒いものはワキグロサツマノミダマシという別種だが、これは黒くなかった。




















この日の本命、以前見つけた場所を念入りに探したが見つからなかった。
師匠のスタッフに聞いたら、私が探していたススキに朝いたという。
改めて、見てみるといた!
さっきこの株も探したのだがその時は見落としたのだろう。




















お目当は「マメイタイセキグモ」。
夜間に粘球の付いた糸を振り回して獲物を狩るナゲナワグモ科の一種だ。
獲物は夜間に活動するガの仲間。
その様子をぜひ見てみたいものである!!




















2018年7月26日 埼玉県(丘陵外) クモ目ナゲナワグモ科 シロオビトリノフンダマシ、コガネグモ科 サツマノミダマシ、ナゲナワグモ科 マメイタイセキグモ