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ススキの住人2 [自然]

アカハネナガウンカの他にススキで見つけた虫たち。
根元の葉裏に沿ってピタッととまっていたバッタの仲間。
ツユムシ類かと思ったが、わからず虫の師匠であるスタッフに聞いて見ると後脚に棘があるので「ウマオイ」の幼虫との事。
なるほど拡大すると棘があり、悪そうな眼は確かにウマオイだ。
さすがです!
場所柄恐らく「ハヤシノウマオイ」に違いない。
ウマオイ0726_1.jpg



















葉上に凄い存在感と見た目グロテスクな幼虫を見つけた。
見るからに危険そうないでたちはイラガの仲間であるとは思ったが、調べるとやはり「ナシイラガ」の幼虫だった。
食餌植物はナシやクヌギ、サクラなどでススキの記述は見つからないが、モリモリ食べていた。
ナシイラガ0726_1.jpg



















葉に大きな食痕があったのでひっくり返してみるといたのは「クロコノマチョウ」の幼虫。

おおっ!久しぶり!!
ススキの常連だが、いつものfieldでは成虫、幼虫共に未確認で今シーズン初めて見た。
このウサギ顔が愛らしい。
クロコノマチョウ0726-1_1.jpg



















探すとあちこちの葉裏で見つかる。
もう少しすると、ここでは成虫が多く見られるかもしれない。
ただし、森の忍者だけに鍛錬された見つける目が必要である。
クロコノマチョウ0726_1.jpg



















2018年7月26日 埼玉県(丘陵外) バッタ目キリギリス科 ハヤシノウマオイ幼虫、チョウ目イラガ科 ナシイラガ幼虫、タテハチョウ科 クロコノマチョウ幼虫

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