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ウロコアシナガグモの幼体か?またはエゾアシナガグモの幼体か? [クモ目]

コナラの幹の窪みに「ヨコヅナサシガメ」の越冬幼虫を見つけた。
群れていることが多いが周りを探しても仲間はおらず1個体のみでこれはこれで何だか寂しい。
ヨコヅナサシガメ0121.JPG



















冬の観察対象のあの虫を探してヤツデの葉の神経衰弱。
お目当てはご本家マエムキダマシことクロスジホソサジヨコバイだ。
今シーズンかなりの葉をめくってきたが未だに見つけられないでいる。

この日めくった葉裏の主脈に寄り添う奇麗な緑色が。
ウロコアシナガグモ幼体0121-1.JPG



















クモの仲間であることに違いないが、さて。
「ウロコアシナガグモ」の幼体のように思うがどうだろうか。
そうであればクモの中でもとてもお気に入りの種の一つだ。

先日受けた健康診断の結果が届いた。
昨年血液脂質で再検査だったがほったらかしにしていたら今回はクリア。
相変わらず貧血で6か月後に再検査が2年連続だが、3年前は医師の診断要だったので少しはまし。
肝臓のΓ-GTもぎりぎりでOKととりあえずホッとしたのだった。

追記
クモの専門家新井浩司さんから以下のご指摘をいただいた。
『この姿だけでも「ウロコ」か「エゾ」の二択まで絞れるのは間違いないです、そこまでは堅いです。が、そこからが困難で、特に幼体では正確には無理という感じになってしまいます...。orz
地域環境でいいますと、高地・山地だと「エゾ」の方が優勢で、暖地・低地だと「ウロコ」の方が優勢な傾向は有るのですが、きっちりとは別れていないのです。都内だと、区部とかは「エゾ」は少ないと思いますが、狭山丘陵辺りまで来るとどっちも結構居るかと思います。』
ということで、エゾとはエゾアシナガグモの事でウロコのそっくりさんで成体のメスは外観では区別が難しく、オスはウロコの腹部背面に赤い模様があるので区別できるという。
従ってこの個体はウロコアシナガグモかエゾアシナガグモのどちらかの幼体という事!
新井さん有難うございました。
ウロコアシナガグモ幼体0121-2.JPG



















2021年東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、クモ目アシナガグモ科  ウロコアシナガグモ

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