歩いていると頭の上を大きなチョウが滑空して舞った。
見ているともう1頭が後を追っていた。
「オオムラサキ」のオスとメスだった。
体の周りを何度も旋回して、クヌギの木に向かいあってとまった。
目の前で見るその大きさと羽音は、さすがにすごい迫力だった。




















オスが翅を広げたり閉じたりしながらメスに近寄って行った。
上の写真とはオスメスが入れ替わっている。
カップル成立かと思った瞬間、メスが飛び立ちオスが続いて視界から消えた。

さて、その後恋の行方はどうなっただろうか?




















タラノキでは「センノカミキリ」が交尾中、こちらは恋が成就したようだ。
このカミキリが付いたタラノキは、葉を食べられさらには若い枝の付け根を齧られて次々と枝が落ちて無残な姿になっている。ここではそれほど多くはないが増えればタラノキがちょっと心配だ。




















2018年7月 東京都 チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ、コウチュウ目カミキリムシ科 センノカミキリ