切り株にとまっていた緑の眼に黒と黄色の大きなヤンマの仲間。
一般的には誰もがオニヤンマだと思うだろう。
私も子供の頃はこの手はすべてオニヤンマだと思っていた。

しかし実はそっくりさん、一見よく似た「オオヤマトンボ」という種類だ。
オニヤンマより一回り小さく、大きな開けた湖沼の岸を飛んでいる。
オニヤンマは周りに樹林のある小川を好み、流れや近くの道の上を飛ぶのが見られる。

基本的に生息場所が異なるのである。




















こちらがオニヤンマ、ストロボで緑色の眼が輝いているが太陽光、ストロボ光とも両種に違いはない。
よく見ると模様や胸部の色、腹端の形態的な違いはありトンボに詳しい方なら2種の識別はなんてことはないだろうが、そうでなければなかなか難しいだろうなぁ。




















2018年5月5日 東京都 トンボ目ヤマトンボ科 オオヤマトンボ、オニヤンマ科オニヤンマ