歩いていて葉上の小さな虫が目にとまった。
裸眼ではその形と色がぼんやり。

おぉっ、アシグロツユムシの幼虫久しぶりっととりあえずテキトーにコンデジにおさめて帰った。
パソコン画面で見ていると、ん~。
アシグロと違う!
一見カメムシの仲間の幼虫なので調べると「オオトビサシガメ」の幼虫だった。
肉食性のサシガメの中でも最大級で、真冬に越冬している成虫を目にすることがある。
アシグロ幼虫と見間違えたのは、この大きさにして長い脚と触角のまだら模様だ。




















こちらがアシグロツユムシの幼虫。
武器もなく動きもさほど早くもないかよわい幼虫だが、オオトビサシガメの幼虫を真似ることで敵から身を守っているのだろうか?
ほんとのところは定かではないが、私はオオトビサシガメの幼虫を知らなかったのですっかりアシグロだと騙されてしまった。
皆さんは見て似ていると思われるだろうか?

知らない不思議はまだまだあって、自然の奥深さが面白いなぁ!!




















2017年7月8日 東京都 カメムシ目サシガメ科 オオトビサシガメ、バッタ目ツユムシ科 アシグロツユムシ