久しぶりにウマノスズクサが生えている丘に行ってみた。
通称「スズクサの丘」と呼んでいるのは私だけだろう。




















丘の道路を歩いていると、道路上に数頭のジャコウアゲハの幼虫が歩いていた。
蛹化場所を求めて歩いているのかと思ったのだが、まだ終令にも満たない小ささ。
辺りを見ると草が刈られ、スズクサはほとんど見当たらない。
どうやら食草を求めてさまよっているようで、わずかに残ったスズクサにいくつもが集まっていた。
近づくと危険を感じたのか、オレンジ色の臭角を出して威嚇。




















近くのガードレールには、無事に蛹化した幾つかの蛹が見つかった。
じっくり見てみると体を固定している糸は黒いことを初めて知った。




















隣には、間もなく蛹になる終令幼虫がいた。




















なかなかグロテスクないでたちだが、透明感と深い色合いがとても印象的だ。




















2016年10月14日 埼玉県
チョウ目アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ    
CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM/内臓ストロボ、EOS50D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM