クロナガタマムシを確認した切り株に何か来ていないか見に行った。
遠目に何か黒い塊があり、おぉっ、何か来ているか!




















近づくと、それはカブトムシオスの頭部と腹部だった。
今年はまだカブトムシを見ていなかったが、こんな形での初見は辛いものがある。
よく見ると頭部と先端のない脚部ははまだ動いていたので、この朝に襲われたものと思われる。




















頭部とは別に横たわっていた腹部は中がすべてなくなっていた。
固い外骨格に守られたカブトムシをこのようにバラバラにしたのは、いったい何者なのか?




















少し離れた場所でも同じようなオスの姿があった。
こちらは少し前にやられたようで、アリたちが集まっていた。
おおむね犯人は絞られ、私の中で容疑者は確定している。
今後もこの光景を間違いなく目にすること事は残念だが、これも受け入れざる得ない自然界の仕組みなのだろう。




















2016年6月8日 埼玉県
コウチュウ目コガネムシ科 カブトムシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ