今日は、スミレ観察会に参加してきた。
毎年この時期になると仕事柄同定せねばならないのだが、季節を過ぎると忘れてしまうので復習と新たな知見の学習だ。
丘陵では変種や品種を含めて約40種が見られるそうで、今の時期は開花している種としてはまだまだこれから。

日陰に咲いていたここでは一番に咲く「アオイスミレ」。
ウサギの耳のような上弁が特徴かな。



















田んぼの畔の南向きの斜面に咲いていた「ノジスミレ」。
葉は披針形で裏が紫色なところは今日もっとも咲いていたコスミレに似ているが、コスミレに比べると花も葉も庶民的、路地にも咲くからロジスミレと個人的解釈。



















ここでは最もなじみなのが「タチツボスミレ」。
あちこちで葉が展開しているが蕾をたくさんつけて花はこれから。
ニオイ、マルバ、シロバナ、アカフ、オトメ、サクラなど変種や品種も多いポピュラーなスミレ。
これはマルバ?



















後姿がステキな「フモトスミレ」。
というか、咲き始めで数が少なくてこれしか取れなかったのが本音かな。
でも小さくてとても可愛らしいスミレ。



















今日一番の目玉、「エイザンスミレ」の群生。
桜色が見事でした。
東京では予想通り、今日ソメイヨシノが開花しましたね!



















2016年3月21日 東京都
スミレ目スミレ科 アオイスミレ、ノジスミレ、フモトスミレ、タチツボスミレ、エイザンスミレ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM