谷戸では、マユミの実が豊作である。
昨年はほとんど実らなかったが、今年は小さな木から大きな木までたくさんの実が付き、間もなく赤い種が顔を出す。
と書いたが、その実を撮るのを忘れていた。

実が豊作ならば、その実の汁が大好物の「キバラヘリカメムシ」も久しぶりの大豊作。
10月1日に葉の上にいる幼虫の集団を見つけた。
あちこちの葉にまさに鈴なりだった。



















2週間後に行ってみたら、ほとんどが成虫となっていた。
幼虫は黒と黄色でお洒落なデザインだと思うが、個人的にはシックな大人の装いを下から見るのが好きである。



















まだ終齢幼虫も見られ、脱皮後の初々しい新成人もいた。
このカメムシの越冬形態は成虫越冬。
集団で越冬するとも言われているが、ぜひその様子を見てみたいものだ。



















2015年10月15日 東京都
カメムシ目ヘリカメムシ科 キバラヘリカメムシ  CANON  EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ