オオムラサキ越冬幼虫を探したついでにヤナギの樹皮でコムラサキの幼虫も探してみた。
コムラサキの幼虫はオオムラサキのように根元の落ち葉ではなく、樹皮の割れ目で越冬する。
かなり念入りに探したが残念ながらこの木では見つからず。

その代わりに見つかったのは足の長いクモ。
調べると「キンイロエビグモ」の幼体のようだ。
冬季には樹皮の下に袋状の巣を作るようだが、周りに巣は見当たらない。
わら巻を好み、わら巻調査の最優占種だそうだ。



















他にも割れ目でじっとしていたガの仲間の幼虫がいた。
見たことがない種で近くにもう一頭。
ヤナギの葉を食草としているのだろうか?
あと少し、寒さに耐えて我慢である。



















2015年1月9日 東京都
クモ目エビグモ科 キンイロエビグモ  EOS70D,EF100mm F2.8L IS/内部ストロボ