草陰から顔を出していたのは「ヒナバッタ」。
翅が小さいので幼虫だ。
ヒナバッタは卵越冬だが、卵越冬のバッタの中ではいち早く5月には成虫が現れる。
その成虫たちが産んだ卵が孵化してこれからの時期2化目として成虫となるのだ。




















こちらは既に成虫になったオス。
オスは小さく腹部がオレンジ色なのが特徴。




















メヒシバの穂にいたのはメスだった。
うんち中で落ちるのを待ったが諦めた。
一見よく似たクルマバッタモドキがいるが、モドキは複眼に横縞の模様がある。
一方、ヒナバッタには模様が無いのでどちらかなと迷った時は目を見るといい。






























2022年8月24日 東京都 バッタ目バッタ科 ヒナバッタ