歩いていると樹上からモズではない甲高く鋭い声が聞こえてきた。
何事かと見上げると枝先にとまっていた緑色のカラフルな鳥。
外来種の「ワカケホンセイインコ」だった。
この日2か所で5羽と6羽の群れが見られた。




















ワカケホンセイインコはホンセイインコの亜種でインド、パキスタン、スリランカなどに生息する。
1960年代にペットとして輸入されたものが逃げ出したとされ、今では都区内で1500羽ほどにまで増えているという。
埼玉県の家の近所でも時々小さな群れが見られることがある。
首に黒い輪があるのがオスでこれが名の由来。




















一方、メスにはこの輪はない。
外来種として日本に来ておよそ40年がたち数が増えているが、未だ在来種への影響や農作物の大きな被害は確認されていないようだ。




















2021年12月24日 東京都 インコ目インコ科 ワカケホンセイインコ