いよいよ朝晩の冷え込みが厳しくなり虫たちの姿も減ってきた。
柵にとまる「アキアカネ」。
遅くは12月末まで見られるが、いまだ年越しのアキアカネにはお目にかかっていない。
さて、今年はどうだろうか?




















ふとロープ柵に目をやると「アオクチブトカメムシ」と「ハラビロカマキリ」のツーショット。
ハラビロカマキリは耐寒性が高いのか、カマキリの仲間の中では最も遅くまで見られる種だ。




















アオクチブトカメムシもけっこう遅くまで見られ紅葉するように体が赤くなる。
既に少し色付き始めているようだ。
クヌギカメムシなども赤くなるが、そのわけは何?




















林縁を歩けば飛び出すのが「クロコノマチョウ」。
成虫越冬なのだがこのいでたちなので落ち葉に紛れればまず見つけられない。
前翅が鍵状になった秋型だ。

これらの虫たちはまだもう少し楽しませてくれるだろう!




















2020年10月31日、11月1日 東京都 トンボ目トンボ科 アキアカネ、カメムシ目カメムシ科 アオクチブトカメムシ、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ