田んぼ近くの草はらにしゃがんであたりを見渡して見ると葉陰から小さな顔がこちらを見ていた。
尖った頭と長い触角。
さて、誰の顔?
正体を確かめようと近づくとぴょんと跳ねて 行ってしまった。




















近くには少し大きなのがいた。
なるほど、背中に褐色の筋がある「ホシササキリ」の幼虫だった。
お尻に小さな産卵管が見えているのでメス。




















こちらにはもっともっと小さなのが。
短いしましまの触覚に意地悪そうな目つき。
きっと、「ハネナガイナゴ」の幼虫だろう。
ここにはコバネイナゴもいて若齢は見た目には判断できないが、例年ハネナガイナゴの成虫の方が早く現れるので
勝手にハネナガとした。






























離れたところで見つけたのは「オオカマキリ」の幼虫。
大きさからホシササキリの幼虫を捕まえるのは無理そうだが、ハネナガイナゴの幼虫は餌食になりそう。
食うもの食われるもの、果たしてそれぞれ生き抜くことが出来るだろうか?




















2020年6月18日 埼玉県 バッタ目キリギリス科 ホシササキリ、バッタ科 ハネナガイナゴ、カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ