朝、草地で「ヤマトシリアゲ」のメスを見つけた。
シリアゲムシは名の通り、
オスの尻はまるでサソリのように尾端にハサミを持っている。
主に弱って死にかけた虫や死んだ虫、クモの網にかかった獲物を盗み摂る。
年2化で今の時期の体の模様は黒いのだが、秋はこの黒い部分が褐色となり
ベッコウシリアゲとも呼ばれる。
が、何だかいつも見る個体より色が薄くうまく飛べないようだ。
ひょっとしたら羽化して間もない個体かもしれない。
口吻や体が白っぽいのはまだこれから色付くのだろうか。
そういえば今までにシリアゲムシの幼虫を見たことがない。
もちろん蛹もだ。