谷戸の細流にあった「トウキョウサンショウウオ」の卵嚢。
基本的には写真の房が2個で1対の卵嚢を産むが、ここにはその片方しかなかった。
誰かが片方を持ち帰ったのだろうか?
卵の発生がかなり進んでいた。




















草原で「ケバエ」の仲間のオスが後脚をだらんと垂らして飛び交っていた。
足元の草にメスがいないか探してみると顔を念入りに掃除しているオスがいた。
この仲間はたくさんいてハグロケバエより一回り小さい感じだが、メスを見なければ同定は難しい。




















ユズリハでアカウラカギバの幼虫を探していて見つけたトラカミキリの1種。
調べるとたぶん春先から見られる「トゲヒゲトラカミキリ」。
大きさは1cm前後ととても小さかった。




















暖かいこの日、足元の草に飛んできたのは「キイロスズメバチ」の女王だった。
朽ち木の中などで越冬し無事冬を乗り越えて活動を開始したようだ。
これから巣作りの場所を探して一大帝国を気付くのだろう。




















コナラの下草の葉上には「ヤマトカギバ」がいた。
羽化して間もないと思われるとても美しい翅だった。




















2020年4月 東京都 有尾目サンショウウオ科 トウキョウサンショウウオ、ハエ目ケバエ科 ケバエsp.、コウチュウ目カミキリムシ科 トゲヒゲトラカミキリ、ハチ目スズメバチ科 キイロスズメバチ、チョウ目カギバ科 ヤマトカギバ