虫が少ない冬は、枝先をじっくり見ることが多い。
そんな時目に付くのが冬芽。
木によって形は様々だが、その特徴で木を見分けられる。
「クリ」の木の冬芽は、クリの実そっくり!
これならすぐに覚えられる。




















冬芽とともに木によって異なるのが葉が落ちた後の葉痕。
おおむね冬芽の下に見られ、維管束という水や養分を運ぶ管の痕が顔のように見えるのが面白い!
あちこちに蔓を絡ませていた「クズ」もすっかり枯れてしまったが、葉痕の面白い顔の代表でもある。
さてこれは何の顔に見えるかな?




















これはウインクしたひょっとこか。
冬には冬の楽しみかたがあるものだ!




















2020年1月16日 東京都 ブナ目ブナ科 クリ、マメ目マメ科 クズ