晴れて暖かな小春日和の谷戸を歩くと、陽の光に鮮やかな黄緑色が目に入った。
シダの仲間の夏緑性の「カニクサ」。
ススキとのコラボだが、間もなく褐色に変るのだろう。




















まだ葉のついたコナラには「ヤママユ」の繭。
今の時期は既に羽化していて空のはずだが、時折出た後もなくずっしり重いものが見つかる。
恐らくコンボウアメバチの仲間に寄生されている。
この繭は、高いところにあり手に取ることが出来なかった。




















林縁では「ムラサキシジミ」が翅を開いて日光浴中。
輝く青紫色が美しかった。




















ロープ柵には「ジョロウグモ」のお母さん。
お尻から糸を出しながら歩いていた。
お腹はへこんでいるので役目は果たしたかな。




















クワの枝で見つけたのは、怪人モズにやられた仮面ライダー。
令和の最初の仮面ライダーはバッタだが、衛星ゼアからの新たなプログライズキーを得なければ、やはり怪人モズには勝てないのか!




















2019年12月20日 東京都 フサシダ目フサシダ科 カニクサ、チョウ目ヤママユガ科 ヤママユ、シジミチョウ科 ムラサキシジミ、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ、バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ