いよいよセミの声も少なくなりコオロギたちの声が多く聞かれるようになってきた。

歩いているとあちこちに「オオカマキリ」の姿が目に付く。
みな成虫になりこれだけ大きいとやはり目立つのだ。
咲いているメナモミの茎に下向きにとまっているのを見つけた。




















通り過ぎて見返すと何かがお腹あたりに。
よく見ると「ヤマトシリアゲ」だった。
この虫がいるという事は・・・。
このカマキリは何らかの理由でここで息絶え、その死臭を嗅ぎ付けてシリアゲたちが集まっていたのだった。




















交尾をしながら食事中だったようで近づくとメスは逃げ、オスが翅を広げたり閉じたりしながら威嚇をしてきた。
この行動が威嚇なのかどうかはわからないがそのように見えた。




















田んぼ脇の小川沿いに生えたオギにもお腹の大きなオオカマキリのメスのシルエットがあった。
無事に次の世代にバトンを渡すことが出来るだろうか?






















9月終わりに職場の同僚が見つけた1頭のメスに集まったオス3頭。
このメスには凄い魅力があるに違いない。
以前2頭のオスがメスの背中に乗っているのは見たことがあったが、3頭は初見だ。
それにしても背中のオス以外はいつ食べられてもおかしくないようなポジションだが、果たしてこの後どうなったかとても興味深い。




















2019年10月2日、9月2日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ