トリノフンダマシがいないかと小川沿いのオギを見て回っていると、脇の葉上にスマートで繊細で美しい小さなクモを見つけた。
足が長いのでアシナガグモの仲間だろうが、はて?






























ウロコアシナガグモに似ているが何かちょっと違うなぁと思ったが、ウロコアシナガグモのオスだった。
今までメスばかりでオスは初めて。

クモの場合、オスは口元の一対の髭のような触肢の先に生殖器がありそこが膨らんでいるので見分けやすい。
多くの種がオスのほうが小さいようだ。






























腹部と足の関節のオレンジ色が際立っていた。
この仲間には似た種がいるが、腹部のオレンジ色の模様はこの種の特徴のようだ。






























2019年9月12日 東京都 クモ目アシナガグモ科 ウロコアシナガグモ