今日は休みだったが、起きるとぽつぽつと雨。
午後には止んだので、ちょこっと田んぼに行ってみた。
今にも降り出しそうな雲行きで、トンボたちの姿も見られない。
唯一、クロアゲハが飛んで来たが田んぼに降りることなく飛び去った。

虫を諦めて、畔で咲いていた花たち。
今が盛りと小さく可憐な白い花を咲かせているのは「ノミノフスマ」。
ハコベに似ていてさらにノミノツヅリという種もありややこしい。








































上の写真の背景に写っていた紫色の花は「ムラサキサギゴケ」。
湿った場所を好んで地を這うように咲いている。






























田んぼ雑草といえばこの「スズメノテッポウ」。
子供の頃は良く見たが、田んぼや畑が少なくなって見る機会がめっきりなくなってしまった。
これで草笛を作れるようなので今度試してみたい!
ここまでの植物はノミ、サギ、スズメとみな生きものの名前が付いている。
元のいきものもこれらの植物も人々の暮らしに身近な存在で馴染があったに違いない。






























田んぼ脇を歩いていると足元の草でハムシを見つけた。
今日出逢った数少ない虫、「ヨツモンクロツツハムシ」だ。
ウワミズザクラに付くようで、見上げるとブラシのような花が見頃だった。
風が強くて落ちてきたのだろう。




















2019年4月24日 埼玉県 ナデシコ目ナデシコ科 ノミノフスマ、イネ目イネ科 スズメノテッポウ、シソ目ハエドクソウ科 ムラサキサギゴケ、コウチュウ目ハムシ科 ヨツモンクロツツハムシ