別の田んぼに行ってみると畔に目に鮮やかな「ゲンゲ」の花。
正式和名はゲンゲだが、レンゲの方が馴染がある。
蜂蜜の蜜源や田んぼの緑肥として植えられ、昔は一面レンゲ畑があちこちで見られたが、今はほとんど見られなくなってしまった 懐かしい原風景。




















畔に黄色い花を咲かせているのは「オオジシバリ」。
へら状の葉が特徴でよく似たジシバリ(イワニガナ)は葉が小さくて丸い。
萎んだ花のオレンジ色もアクセント!




















キツネノボタンの葉上で見つけたのは「ヤブキリ」の幼虫。
背中の一本線が特徴だ。
大人になるとセミをも食す獰猛さだが、この頃は花や花粉なども食べて小さく可愛らしい。




















小さな池の周りではすっと伸びた先がくるくるっと面白い「コウヤワラビ」の新芽。
そのうちここはこのシダの群生地に。






























畔に生えたエノキの幹で「ヤマトシギアブ」を見つけた。
もうそんな時期か。
特に害もなく、林縁を歩くと幹から飛び上がる褐色のアブ。
どんだけ~ 胸の厚みが凄い!
重量挙げ選手権に出られそうだ。




















2019年4月24日 埼玉県 マメ目マメ科 ゲンゲ、キク目キク科 オオジシバリ、バッタ目キリギリス科 ヤブキリ、ウラボシ目オシダ科 コウヤワラビ、ハエ目シギアブ科 ヤマトシギアブ