この日、林縁で見つけた赤い実。
艶やかな赤く丸い実がブドウみたいな常緑蔓植物の「サネカズラ」。
実(さね)が美しい蔓(かずら)という、別名のビナンカズラは蔓から採った粘液を整髪料として使ったことかららしい。






























確かに名の通りこの実はとても美しく魅力的で毎年この時期見たくて探している。
いかにも美味しそうだが、無味で美味しいとは言えないらしい。

ところでAPG体系の分類ではサネカズラはアウストロバイレヤ目マツブサ科に属するが、アウストロバイレヤって何?
舌を噛みそうで馴染が無いなぁ!




















この実の近くの葉にいた「ウコンカギバ」。
ウコンカギバといえば名の通りのウコン色、濃い黄色のイメージだが、こんなに薄い色のもいるようだ。
幼虫の食樹はブナ科コナラ属、シイ属で、この葉は確かにアラカシのようだった。




















2018年11月1日 埼玉県 アウストロバイレヤ目マツブサ科 サネカズラ、チョウ目カギバ科 ウコンカギバ