先日、例年になくウマノオバチを複数確認したのでもう一度最初に見つけたクリの木を見に行った。
この日もこの木の周りでたくさんのウマノオバチを見ることが出来た。
クリの葉にとまっているのを見ると体の7倍を超える長い産卵管が本当に不思議で面白い!






























少し観察していると、腹を曲げて脚で産卵管を手繰り寄せ掃除でもしているのだろうか?






























全部で6頭を数え、そのうち幹にとまっていた個体。
何枚か撮った時に、左の穴の中の触角に気付いた。






























穴の中を覗いて見ると、やはりいた。
いったい何をしているのだろう?
この木の周りに多いことから、ここから羽化してきたのか、それともこの穴に産卵に集まっているのだろうか?






























少しすると穴から出てきたが、幹にいた個体と比べると大きさがかなり違う。
どちらもメスなので、幼虫時の栄養による個体差なのだろう。

気になって今日もまたここに行ってみると、穴の中に産卵管を入れているものがいた。
近づいても逃げないので、ハチには悪いが産卵管を少し引っ張って見た。
しかし産卵管の先が何かに引っかかっているのか、まったく動かず出てこない。
ひょっとしたら産卵していたのかもしれない。




















2018年5月2日 東京都 ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ