このところ林内を歩いていると、いもむし・けむしたちが糸にぶら下がっている。
目に映るものは直前でも避けるが、そればかり見て歩くわけにもいかず・・・。
見たり写真を撮るのは大丈夫だが、実はこれらは大の苦手である。
職場に帰って髪の毛に付いてるよと3匹も取っていただいた。
ひょえぇ~である。
帽子をかぶっていたのに何故?

今、こんな状況を喜んでいる虫がいる。
オサムシの仲間の「クロカタビロオサムシ」。
この日、高さ3mほどの低木の枝先にこの虫を見つけた。
オサムシの仲間の多くは、地上徘徊性で主に地面を歩いてミミズや小さな虫などを捕食している。
後翅が退化して飛ぶことが出来ない種が多いなか、この種は飛ぶことが出来さらに樹上でガの幼虫などを捕食する。




















彼らにとって今、樹上、地上共にごちそうだらけで、それはそれはいい季節に違いない。






























一年を通じてオサムシの仲間では「アオオサムシ」が最もよく見られるが、このところは圧倒的にクロカタを見る機会が多い。
今日久しぶりに緑の光沢が美しいアオオサムシを見つけた。

個人的にはいもむし毛虫がぶらぶらする時期は早く終わってほしい・・・・。




















2018年4月21,24日 東京都 コウチュウ目オサムシ科 クロカタビロオサムシ、アオオサムシ