ビオトープを歩いていると足元から弱々しく飛んだイトトンボ。
見ると青い目が美しい連結した「アオイトトンボ」だった。
以前は田んぼの周りでたくさん見られたが、永らく昔の数ほど見られなくなってしまった。
春先から初夏にかけて、田んぼに流れ込む湧水の渇水が原因かもしれない。
オオアオイトトンボは何度も見ているが、アオイトトンボはこの日が今年の初見となった。

上がオスで首根っこを掴まれているのがメス。




















メスがお腹を大きくグイッと曲げてまるで体操選手のよう。




















オスも腹部を曲げて、それに応える。
腹端がオスの副交尾器へ合体、これで交尾成立だ。
見た目通り、ハーティーな関係に!






















また昔のようにあちこちでこんな光景が見られるようになればいいのだが!






















2017年10月5日 東京都 トンボ目アオイトトンボ科 アオイトトンボ