小川沿いのヤナギの高さ約3mの幹にカミキリムシの触覚が見えた。
おぉっ、誰だ?
角度を変えてみると、今年初見の「ゴマダラカミキリ」。
このカミキリを見ると、小学校の頃、通学路に植えられていたプラタナスでよく捕まえた事を懐かしく思い出す。




















触角が短めで体が太いのでメスと思われ、幹を齧っていたので産卵するのかと長らく待っていたが一向にその気配は無くそのうちにすたすたと幹を登って行ってしまった。




















今度は葉の根元を齧りはじめた。
根元を齧られた葉はだんだん垂れ下がり、今にも切り落とされそうに。
落ちるかと見ていると、あと一息というところで止めてまた枝を登って行った。
何とも消化不良で、全く期待に答えない個体だった。
期待したこちらが悪かったともいえよう・・・。




















2017年7月5日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ゴマダラカミキリ