このところ草木の成長が目まぐるしく、あっという間に緑が濃くなってきた。
草地ではイタドリがニョキニョキと茎を伸ばしている。
子供の頃、この草をスッポンと呼んで皮をむいて齧ったのを思い出すが、果たしてうまかったかどうかは記憶にない。

このイタドリの葉上で見つけた黒とオレンジが鮮やかな「イタドリハムシ」。
先日記載したハッカハムシとほぼ同じくらいの大きさで、主食は名前の通りイタドリだ。
ハムハン(ハムシハンドブック)ではスイバも食べるというが、スイバではまだ見たことがない。




















ハムシの仲間はおおむね食べる植物が決まっているので、何の植物についているかが重要。
一見似た種もいるが、種を見極めるには食草が決め手となる場合も多い。

従って、植物を知ることがハムシを知る近道になると思うのだが、これがなかなか大変だ。




















2017年4月20日 埼玉県
コウチュウ目ハムシ科 イタドリハムシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX