時間があったので、田んぼをじっくりと見て回った。
すると1か所で真っ赤な膜が水面を覆っていた。
まるで田んぼの宇宙の真っ赤な銀河、もしくは吸い込まれそうなレッドホール?
恐らく鉄バクテリアによる酸化被膜だろう。






























そんな赤い宇宙空間の脇で、大きなサングラスをかけ、手にカマを持った小さな宇宙生物?
その恐ろしい姿を影が写し取っていた。




















宇宙生物の正体は、「カマバエ」の1種。
カマを持つ昆虫はカマキリ、カマキリモドキ、ミズカマキリなどがいるが、これはカマを持ったハエである。
カマで何かを捕まえて食べているものもいた。
大きさは5mmに満たないくらいだろう。
小さいので近づいても等倍のマクロレンズでは厳しいところに、この日は這いつくばれる服装ではなく思う絵面が撮れなかった。これでもかなりトリミングしている。
見られるうちに改めて撮りなおしたいと思う。




















2016年10月27日 埼玉県
ハエ目ミギワバエ科 カマバエの1種         CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ