久しぶりに晴れたので、ウスバカマキリを見に行ってきた。
昨年初めて生息が確認された場所で、今年は多いと聞いていた。
草地を歩いているとすぐにメスが見つかった。
鎌の根元の黒色の斑が、ウスバカマキリの特徴の一つ。
黒斑のみのものや黒斑の中に白斑があるものもいるようだが、ここでは黒斑のみの個体ばかりだ。
複眼側面のラインと前翅の縁のえんじ色もこの種独特の色だ。




















昨年は時期が遅かったせいかオスはほとんど見られなかったが、今回はオスも見つかった。
とにかく敏捷で、すぐに飛んで行ってしまう。
一方メスは身重なものが多く飛翔する個体はいなかった。




















メスは緑色だが、オスには淡い褐色の個体がいる。
昨年、一瞬確認したものの飛ばれて見失ってしまった。
今年こそはそれを撮りたかったのだが、この日も見つけることはかなわなかった。
まだもう少しチャンスはありそうなので、また改めて訪れたい。
この日は、オスメス各3頭確認できた。
確かに、昨年より多いかもしれない。



















































2016年10月1日 東京都
カマキリ目カマキリ科 ウスバカマキリ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ