丘陵の紅葉はクヌギやコナラなどの木々が主で雑木林全体が黄色やオレンジに変わり、今が見頃。
紅葉というより黄葉の方がしっくりくる。




























谷戸の入り口にはところどころにイロハモミジが植栽されており、さらに彩りを添えている。



















黄葉したコナラの根元、先日記載したアオクチブトカメムシのいた木のすぐそばで「ハラビロカマキリ」のメスを見つけた。
まだお腹が大きくこれから産卵するようだが、急がないと産む前に寒さにやられてしまう。
そんな個体を毎年見てきたので、頑張って無事産卵してほしいものだ。



















この前日、同じ谷戸で今年初めてのハラビロカマキリの褐色型を木柵の上で見かけた。
こちらもまだお腹が大きい割には、身軽に柵の上を歩いて行った。
このあたりにいるカマキリの中では遅くまで見られる種、4年前の12月23日が私の最も遅い観察記録だ。



















2015年12月4・5日 東京都
ムクロジ目ムクロジ科 イロハモミジ
カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/一部内臓ストロボ