日曜日から遅い夏休み、前半は所用を済ませて中盤から遠出をと思っていたが、また雨の予報が・・・。
特に予定を立てていたわけではないので、気の向くままに過ごそう!

貴重な晴れなので何時もの谷戸へ行ってみた。
ノハラアザミやツリガネニンジン、オトコエシなど秋の花が咲き、たくさんの虫たちが集まって、いやはや賑やかで楽しい!
そんな中、吸蜜するでもなく花の周りを優雅に飛び回っていた「ジャコウアゲハ」のオス。
林縁の葉で小休止ばかり。
何が目的なのだろう?
このあたりに幼虫の食草のウマノスズクサがあっただろうか。




















イヌキクイモの花には「ヒメアカタテハ」がやってきていた。
こちらはしきりのストローを伸ばしてお食事に夢中。



















様々な虫たちが活動すると、それらを捕食するものたちも忙しい。
オギの葉裏では、蛾を捕らえた「ヤハズハエトリ」のオス。
花にはシロオビノメイガなどの昼行性の小さな蛾が集まり、草地を歩くとシバツトガなどが飛び出る。
ハエトリにとっては、獲物が活発に活動してくれればそれだけチャンスが増えるというもの。



















低く垂れ下がったコナラの枝で目が合ったのは樹上生活者の「ハラビロカマキリ」。
こんな枝にいてどんな獲物がやって来るのだろうか?
獲物を捕獲するには効率が悪い気がするが、ここを生活の場所として選んでいるからには何らかの策があるに違いない。



















2015年9月15日 東京都
チョウ目アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ
チョウ目タテハチョウ科 ヒメアカタテハ
クモ目ハエトリグモ科 ヤハズハエトリ
カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ